[開催報告男女共同参画セミナー男女共同参画アドバイザー養成塾終了セミナー]
【7/8(木)】男女共同参画セミナー
「無意識と制度に潜むジェンダー不平等~固定的性別役割分担を問い直す~」を開催しました!
- 開催日:
- 7月8日(木)13:30~15:30
関西大学文学部教授の多賀太(たがふとし)さんをお招きし、男女共同参画セミナー「無意識と制度に潜むジェンダー不平等~固定的性別役割分担を問い直す~」を開催しました。
多賀さんは、この講座で、次の5つのチャプターにしたがって、ジェンダー平等を推進するための効果的な視点を平易に解説してくださいました。
1.固定的性別役割分担の何が問題なのか?では、性別役割分担がもたらしてきた利益弊害を明らかにし、今や日本の地域と社会がもう持たない状況に直面しており、女性の安心と安全が脅かされ、男性の健康と生活の質の低下をもたらしていること
2.性別役割分担の昔と今では、今のような役割分担が明治・大正期を通じて職業の近代化にともなって形成され、戦後から昭和の末期に政治経済的発展の代償として固定化されてきたことと平成期以後の揺らぎや移りかわりとそれらが無意識の偏見をもたらしてきたこと
3.アンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)の影響を考えるでは、女性のキャリアへの悪影響を中心に無意識の偏見が社会にもたらしてきた悪影響
4.社会制度や雇用機会の影響を考えるでは、稼ぎ手男性中心の労働慣行が、女性リーダーの出現と女性活躍全般を阻んでいること
5.ジェンダー平等の実現をめざしてでは、固定的性別役割分担を解消するため、社会レベル、教育、地域や職場、家庭など、各層での取組みの方向性
参加者からは「前近代からの女性の役割の変化について、とても興味深く聞かせていだいた」「ジェンダー不平等とアンコンシャス・バイアスの歴史的背景を学べてとてもよかった」「女性の視点で社会・仕事を整えれば働きやすい社会になることがわかった」等、男女共同参画の必要性についての理解が一層向上した講座となりました。
多賀さんは、この講座で、次の5つのチャプターにしたがって、ジェンダー平等を推進するための効果的な視点を平易に解説してくださいました。
1.固定的性別役割分担の何が問題なのか?では、性別役割分担がもたらしてきた利益弊害を明らかにし、今や日本の地域と社会がもう持たない状況に直面しており、女性の安心と安全が脅かされ、男性の健康と生活の質の低下をもたらしていること
2.性別役割分担の昔と今では、今のような役割分担が明治・大正期を通じて職業の近代化にともなって形成され、戦後から昭和の末期に政治経済的発展の代償として固定化されてきたことと平成期以後の揺らぎや移りかわりとそれらが無意識の偏見をもたらしてきたこと
3.アンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)の影響を考えるでは、女性のキャリアへの悪影響を中心に無意識の偏見が社会にもたらしてきた悪影響
4.社会制度や雇用機会の影響を考えるでは、稼ぎ手男性中心の労働慣行が、女性リーダーの出現と女性活躍全般を阻んでいること
5.ジェンダー平等の実現をめざしてでは、固定的性別役割分担を解消するため、社会レベル、教育、地域や職場、家庭など、各層での取組みの方向性
参加者からは「前近代からの女性の役割の変化について、とても興味深く聞かせていだいた」「ジェンダー不平等とアンコンシャス・バイアスの歴史的背景を学べてとてもよかった」「女性の視点で社会・仕事を整えれば働きやすい社会になることがわかった」等、男女共同参画の必要性についての理解が一層向上した講座となりました。