この日、受講生24名（2名欠席）、同サポーター5名が、当センターセミナー室に集い、第24期男女共同参画アドバイザー養成塾が開講し、第1回講座「男女共同参画社会づくりに向けた兵庫県の取組について～男女共同参画を考える視点～」、第2回講座「イーブンカフェ～アド塾先輩と語る男女共同参画～」を実施しました！
　第一回講座（午前）では、兵庫県企画県民部女性青少年局・坂本直子局長が「女性活躍の推進」（ひょうご男女いきいきプラン2020・ひょうごアクション８をわかりやすくまとめた資料）をもとに県の取組みについてお話になりました。
　次いで当センター・小藤智代美所長の講話では、男女共同参画社会基本法を踏まえた国の取組みとその成果としての女性就業や男性の育児・家事に関する実態や将来に向けての展望等について、労働力調査やユニセフの報告書など意識調査の具体的数値に基づいた男女共同参画社会づくり促進のための最近の動向が解説されるとともに、それらを踏まえた兵庫県の取組みが紹介されました。
　第二回講座（午後）では、アド塾の修了後、さまざまな分野で活躍している５名をゲストスピーカーに迎え、「イーブンカフェ～アド塾先輩と語る男女共同参画～」と題したグループワークが実施されました。このグループワークは、アド塾の修了生5名をゲストスピーカーとして招き、アド塾での学び、経験を活かして、現在行っている活動についてスピーチしていただき、その後、各ゲストスピーカーを囲んでグループに分かれ、時間を区切って3ラウンドのワークを実施し、質疑応答や意見交換をしながら男女共同参画について理解を深めようというものです。
　今回のグループテーマは「仕事に活かす男女共同参画」「男女共同参画視点の私のあらたな道づくり」「但馬地域における男女共同参画推進員活動」「子どもと考える男女共同参画視点の防災」「女性やシングルマザーと子どもたちの居場所」でした。受講者からは「男女の関係に疑問を持ち続けていたが共感する部分が多かった」「アド塾の修了生が各分野で活躍されていることに勇気づけられた」等の感想が寄せられました。