兵庫県立男女共同参画センター・イーブン

【10/1(木)】第24期男女共同参画アドバイザー養成塾第7回、第8回講座
「地域課題を解決する事業の策定~プロジェクト・サイクル・マネジメント手法を学ぶ」を実施しました!

*終了いたしました。
男女共同参画

[開催報告男女共同参画アドバイザー養成塾終了セミナー]

【10/1(木)】第24期男女共同参画アドバイザー養成塾第7回、第8回講座
「地域課題を解決する事業の策定~プロジェクト・サイクル・マネジメント手法を学ぶ」を実施しました!

開催日:
10月1日(木)10:00~16:00
 この日のアド塾は、男女共同参画社会づくりを進めるため地域社会の課題を見つけ出し、その課題解決のための分析力を養う講座です。サブタイトルの「プロジェクト・サイクル・マネジメント手法」(PCM手法)は、具体的な分析方法のひとつで、外務省の外部団体である国際開発高等教育機構(FASID)が海外援助機関で国際協力に貢献する手法として開発したものです。この手法は計画立案までを中心とした参加型計画手法と、モニタリング・評価手法からなっています。
 講師は、関西学院大学災害復興制度研究所主任研究員・准教授の斉藤容子さんにお願いしました。
 この講座では、講師のご指導の下、受講者は4つのグループに分かれて、参加型計画手法の演習を行いました。
 午前中は、問題分析の説明とグループ演習、午後からは目的分析の説明とグループ演習、分析に基づいた地域プロジェクトの選択とそのプロジェクトを達成するための具体的な事業計画(PDM:プロジェクト・デザイン・マトリクス)の立案/検討を行いました。
 受講者からは「PCM手法を用いて、問題と原因、結果をまとめると複雑な問題を論理的に整理することができ、分かりやすいと思いました」「問題分析で書き出した原因と結果を肯定的に書き改めると、それぞれが目的分析の手段と目的になることが分かり、こんな機械的に解決への方向性が導き出されるのだと目からウロコが落ちたようでした」「PCMを用いると企画をスムーズかつ適切に行うことができ、今後も活用していきたいと思いました」等の感想が寄せられ、今後、それぞれの地域や職場での活動を進めていくうえで、多くの知識とノウハウを学べた講座となりました。
    会場のようす:この講義では、グループワークのためにいくつかの可動パーティションを設置しました。
    斉藤准教授の講義のようす:左上が本講義のオープニング、右上がPCM法の基本知識の説明、左下が問題ツリーの説明、右下が 問題カードの書き方説明。
    グループワークのようす:左上が中心問題の特定、右上が問題カードの配置、左下が作業結果のプレゼン、右下が目的分析後の講師のコメント。
    事業計画(簡易版プロジェクト・デザイン・マトリクス)の作成手順の説明とPDMの完成例。
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