兵庫県立男女共同参画センター・イーブン

【11/12(木)】男女共同参画セミナー
「女性に対する暴力の現状・背景・対策~DVと性暴力を題材に~」を開催しました!

*終了いたしました。
男女共同参画

[開催報告男女共同参画セミナー終了セミナー]

【11/12(木)】男女共同参画セミナー
「女性に対する暴力の現状・背景・対策~DVと性暴力を題材に~」を開催しました!

開催日:
11月12日(木)10:30~12:30
 市民共同法律事務所・弁護士の吉田容子(よしだようこ)さんをお招きし、女性に対する暴力の現状と、それらがジェンダー不平等、とりわけ女性蔑視など人権毀損を背景とし、女性支配の手段として機能していること等について、理論と実相の両面から解説いただきました。さらに、現下の刑法がジェンダー不平等を当然とした男性中心の考え方により形成されたこと、その結果、いくつかの性犯罪にかかる判決で被害者の感覚とかけ離れた無罪判決がなされたり、二審後に有罪に覆った事例等に基づき、刑法改正の現状、改正に向けた方向性について、詳しくお話しいただきました。
 受講生からは、「DVは『支配』であるという新たな学びを得ました」「暴力・支配・被支配についてのサイクル、児童虐待やDVの実態がよく分かりました」「性犯罪や法律、まだまだ理不尽なことが多く、課題を解決していくために、私たちもできることをしていこうと思います」等の感想があり、DV、性犯罪への対策がジェンダー平等の推進と結びついていること等、男女共同参画の社会づくりを新たな視点から考える有意義な時間となりました。
ジェンダーに基づく暴力について解説されているところ
ドメスティック バイオレンスが支配の手段のひとつであることを解説されているところ
この講義は YouTube Live で限定公開されました。刑法改正に向けた方向性を解説しているところ
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