午前の第五回講座では、「情報活用講座～男女共同参画のデータを読み解く～」と題して、イーブン情報図書室の利用の仕方や男女共同参画にかかる資料収集のポイントについての座学と、グループごとに与えられたテーマにしたがってデータや資料を一点選び、それらの資料を選んだ理由を発表するというグループワークが行われました。この講座の狙いは、男女共同参画の視点を知るとともにデータの取扱の基本を学び、情報活用ワークをとおして客観的な根拠に基づいて意見を述べることの意義を実感することです。
　それぞれのグループテーマは「どうすれば女性市（町村）議会議員を増やせるのか？」「DVや児童虐待を防ぐにはどんな取組が必要か？」「理系女子が活躍するには何をどう変えればいいか？」「男性の育児休業取得を増やすにはどうすればいいか？」でした。受講者からは「どの角度から見るかによって拾うデータがちがうということが分かった」「根拠、データ（数字）から調べることを学んだ」「実際にテーマにそってグループで作業したことが勉強になった」等の感想が寄せられ、男女共同参画アドバイザーに求められる資質やスキル、果たす役割などに対する理解を一層深めることができました。