今回の講座では、「効果的なプレゼンテーション手法～聴き手の心をつかむプレゼンテーション～」と題して、コーディネーターの小川真知子さんの講義と指導により、メラビアンの法則(1) やPREP法(2) といった基礎知識を学ぶとともに、それぞれが持ち寄った企画をグループにわかれて発表し改善点を検討し合うワークをとおして、受講者が地域リーダーとして自身の思いや意図を地域住民や地域の行政担当者等に的確に伝えていくための手法の習得に努めました。
　受講者からは「プレゼンテーションの目的は受け手の『行動変容』であり、その目的を効果的に達成するために、手法を身につけることを再確認しました」「プレゼンで重要なことは準備とリハーサルだとわかりました」「プレゼンのワークでは、他の人の話を身近に聞いてお互いに意見交換することができて良かった」等の感想が寄せられ、地域リーダーとして、仲間や地域住民の行動変容を促すプレゼンテーションの基礎を学ぶことができました。
(1)　メラビアンの法則　　他人とコミュニケーションをとるとき、言語 7％、聴覚 38％、視覚 55％ の情報で相手を判断しているする心理学の仮説。
(2)　PREP法　　効果的な文章構成法のひとつ。要点（Point）→理由（Reason）→具体例（Example）→まとめ（Point）の順で述べることで、読み手（聴き手）の理解が促進される。