兵庫県立男女共同参画センター・イーブン

【3/11(金)】第25期男女共同参画アドバイザー養成塾実施企画
「パパ、スイッチON!」を開催しました。

*終了いたしました。
男女共同参画

[開催報告男女共同参画セミナー男女共同参画アドバイザー養成塾終了セミナー]

【3/11(金)】第25期男女共同参画アドバイザー養成塾実施企画
「パパ、スイッチON!」を開催しました。

開催日:
3月11日(金)10:00~12:00
 県立男女共同参画センターでは、男女共同参画を体系的に学び、地域で主体的に活動できる人材を育成する「男女共同参画アドバイザー養成塾」を毎年開催しています。このたび、第25期(令和3年度)の修了生7名が学習の成果を活かして企画した男女共同参画社会の実現を図るためのセミナーを下記のとおり実施しました。
 当日は、ファザーリング・ジャパン関西提供のZOOMミーティングの下、県立男女共同参画センター・セミナー室に集まった4名の修了生が時間管理などを行なったほか、1名がリモートでMCを務めセミナーを進行、もう1名が第2部のグループワークへの参加者の割り振りなどを行ないました。
 定員20名のところ27名の受講申込があり、当日は24名が参加、第2部では参加者が6グループに分かれ、活発な意見交換と仲間づくりの場となりました。
1 日 時 令和4年3月11日(金)10:00~12:00
2 形 式 オンライン(WEB会議システム「ZOOM」を利用)
3 概 要
  第1部 講演『家事・育児の楽しさを知る』
      ファザーリング・ジャパン関西 小﨑 恭弘さん(大阪教育大学教授)
 講演要旨は次のとおりでした。
 子育ては、女性のものではなく、「こうすべき」というモデルもない。個々人の思いと状況で様々な形を作れ、家族共有の文化を作ることである。育児・家事への参画のポイントは、子どもが求める人になることであり、それは「快」(食事・排泄)、安心・安定(いつもと一緒のかかわり方、同じことをしてくれる)、興味・関心(遊びや楽しさ、変化をもたらす)を与えてくれる人で、父親、母親という区別ではない。
 子育てに必要なのは、「母性(やさしさ)」「父性(強さ)」の2つ。母性、父性は、男女の違いではなく、どちらにも関われる。
 子育てを楽しむために、家族の基本は夫婦なので、お互いの思い考えを理解すること、パパとママは違うこと、子供の自立が親の役割、子どもの価値観を育てること、みんなですれば、しんどさは半分、楽しさは倍増することを知ってほしい。
  第2部 ワークショップ(グループトーク)
 6つのグループに分かれ、2つのテーマについて、ファシリテーターの元で話し合い、最後に各グループの代表者が話し合った内容を発表・共有し、講師が総評しました。
<テーマ>
 ①子どもと1日過ごすことになりました。何をして過ごしますか?
 ②あなたが分担している家事について(平日と休日では)
<各グループで話し合った内容>
 ・外遊びにかかわっている
 ・夫婦の間で特にルールは決めていない
 ・在宅で家事育児に関与するようになった人や、平日は会社に行くので、週末がメインである人など様々
 ・食事を作ることにはハードルがある
 ・夫婦間の考え方の理解など、夫婦戦略が必要
 ・専業主婦の人も多いが、その中で家事育児に積極的に関与している
<講師総評>
 ・同じ父親は一人としていないことがわかる。
 ・家事・育児にかかわる夫婦間でお互いの考え方を理解することが大切
 ・一度決めたルールに縛られるのではなく、時間とともに、柔軟にルールを変えていくこと
 ・男性は自分の生き方を大切にしていない可能性もあるので、家族と同じくらい、自分を大切にしてほしい

☆「パパ、スイッチON!」開催動画はこちら>>

    県立男女共同参画センターに集まった4名の修了生:ZOOMをモニターしながら、時間管理などを行なった。
    県男女家庭課も、セミナー運営の視察にみえられ、多数の参加があった以上に今後の展開に期待が寄せられる。
    講座・セミナー一覧

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