兵庫県立男女共同参画センター・イーブン

【9/28(木)】第27期男女共同参画アドバイザー養成塾第18回講座を開催しました!

男女共同参画

[開催報告男女共同参画セミナー男女共同参画アドバイザー養成塾終了セミナー]

【9/28(木)】第27期男女共同参画アドバイザー養成塾第18回講座を開催しました!

開催日:
9月28日(木)13:30~16:00
 この講座では、講師に第27期男女共同参画アドバイザー養成塾(以下「アド塾」)コーディネーターの冨岡朝子(とみおかともこ)さんの司会で、「プレゼンテーション演習~個人企画の発表、投票、グループ企画の決定~」と題し、発信力の演習として、アド塾生一人ひとりが考案した啓発事業の企画を自身でプレゼンテーションし、アド塾生及び講座スタッフの投票により、次回講座からのグループワークでブラッシュアップしていく企画を選抜しました。
 全18企画のプレゼンテーションを終え、投票では次の3つの企画が選ばれました。
 A みんなが活きる防災力アップセミナー
 B ひとり親家庭応援 フォーラム in加古川 移動駄菓子屋さんがやってくる!
 C 介護でキャリアをあきらめない ~介護離職しない・させないために~
 受講者からは「様々な立場で感じ方や課題の取り上げがあるんだと学びになりました」「共感を得て発表することの難しさが分かりました」「皆さんが一人一人熱い思いをもってアド塾に参加していることがよく分かりました」などの感想があり、10月12日からのグループワークに向け、アド塾生一同、初心を新たにしました。
    <写真1 本日の流れを説明する冨岡コーディネーター>
     はじめに、冨岡コーディネーターが、本日の進行について説明をしました。
    <写真2 A みんなが活きる防災力アップセミナー>
     「みんなが生きる防災力アップセミナー」と題する企画が選ばれました。企画のねらいは、次のとおりです。
     現在の地域防災訓練は男性主体で行われており、性別役割分担意識が高いものとなっています。多様なニーズ・リスクへの対応力を高めるためには、女性が果たす役割が大きいが、「防災」が大事だとわかっていても、日々の忙しい暮らしの中で、何から手を付けたらいいのかわからない人も多いようです。そんな中で、男女共同参画の視点にたった身近な防災(女性や災害時に配慮が必要な方に優しい防災)を学ぶことで、女性が力を発揮できるようにしたいと思います。
    <写真3 B ひとり親家庭応援 フォーラム in加古川 移動駄菓子屋さんがやってくる!>
     「ひとり親家庭応援 フォーラム in加古川 移動駄菓子屋さんがやってくる!」と題する企画が選ばれました。企画のねらいは、次のとおりです。
     加古川市内に住むひとり親家庭(子どもや保護者)をサポートする市民団体の輪を作った事を知らせ、対象者に利用・参加を促すことを目的にしています。団体の主な目的は①定期的なイベントやセミナーでの交流 ②SNSでの情報提供をすることで、情報難民を減らし孤立を防ぐことです。
    <写真4 C 介護でキャリアをあきらめない~介護離職しない・させないために~>
     「介護でキャリアをあきらめない~介護離職しない・させないために~」と題する企画が選ばれました。企画のねらいは、次のとおりです。
     まず、介護離職の削減を目的とします。近い将来介護を担う可能性のある世代の男女が介護の実態について知り、介護と仕事を両立するための方策について学んでもらいたいと思っています。家族(配偶者、兄弟等)がいる場合は、「介護」への備えを共有することにより、特に女性の介護離職を防止することができると考えます。
    <写真5 冨岡コーディネーターによる講評>
     以前、イーブンで女性活躍推進専門員として企業訪問し、男女共同参画について説明していると、どの企業の方も「ちゃっちゃと、分かりやすく」ということを言われました。今回、印象に残る1枚の写真やイラストと3分の原稿でプレゼンテーションするというのは、こうした簡潔に説明してほしいという要望に応える練習になると思っています。今回の3分は、1分でもできるようになるでしょうし、これで皆さんは持ちネタを1つ持ったということになります。
     今回のアド塾生の企画は、1つとして同じ趣旨の企画がなく、とても多様な感性に溢れていました。どの企画も個性豊かでよく考えられていました。
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