兵庫県立男女共同参画センター・イーブン

【10/12(木)】第27期男女共同参画アドバイザー養成塾第20回講座を開催しました!

男女共同参画

[開催報告男女共同参画セミナー男女共同参画アドバイザー養成塾終了セミナー]

【10/12(木)】第27期男女共同参画アドバイザー養成塾第20回講座を開催しました!

開催日:
10月12日(木)13:30~16:00
 9月28日(木)午後の講座では、全18企画の個人企画から、投票では次の3つの企画が選ばれました。
 A みんなが活きる防災力アップセミナー
 B ひとり親家庭応援 フォーラム in加古川 移動駄菓子屋さんがやってくる!
 C 介護でキャリアをあきらめない ~介護離職しない・させないために~
 この3企画について、受講生からどの企画のグループワークに参加するか参加希望調査を行った結果、すべて第一希望でのグループ分けができました。この講座では、アド塾コーディネーターの冨岡朝子(とみおかともこ)さんの司会で、「会議の基本とグループ運営の短い演習(グループ企画の大枠を決める)」と題し、上記3企画のブラッシュアップを図るためのグループワークを進めるために、次のとおり目標を設定してグループワークを行いました。
 1.会議とグループ運営の基本を学ぶ
 2.円滑なコミュニケーションの手法を学ぶ~アサーション(アサーティブコミュニケーション)
 3.グループ企画の大枠をメンバーで共有する
 受講者からは「お互いを尊重しつつ自分も大切にすることが円滑なグループ運営につながることがわかりました」「複数人での作業に苦手意識がありましたが、フォーマットにしたがって作業を進めればできることがよくわかりました」「具体的で分かりやすかった。これからのグループワークが楽しみです」などの感想があり、グループメンバーの認識をより良く共有することができました。
    <写真1 グループワークのスケジュールの確認>
     12月7日(木)に実施する企画発表会までに行うグループワークの内容や提出様式の確認など具体的な作業スケジュールに加え、決定した実施企画の実現までの流れを確認しました。
    <写真2 自己紹介の演習>
     グループ運営には、メンバー個々人の属性や性格などを、グループメンバー全体で的確に把握することが重要です。このワークでは、グループメンバーが互いに理解し合うために、どのような自己紹介をしていけばよいか、フォーマットにしたがって練習しました。
    <写真3 アサーションの歴史>
     アサーション(assertion)とは、自分も相手も大事にして、主張はしっかり行うものの、相手は傷つけない、コミュニケーションスキルです。アサーションの始まりは、1950年代のはじめ、アメリカの精神医学、行動医学における医療用語として記述されたのことでした。このときは、人間的な尊厳を取り戻し、回復を図る上で有効な療法として「アサーション=自己主張」として定義されていました。 現代のような使い方をし始めたのは、アメリカの黒人差別における公民権運動や、その後の女性解放運動がきっかけとなり、相手を傷つけず、なおかつしっかり主張は行うというコミュニケーションの定義に発展しました。
     この講座では、アサーショントレーニングの手法を取り入れ、グループ運営のルールやグループ内での役割分担を決める作業を進めていきました。
    ※ 原題"Hidden Figures" は、アメリカ公民権運動を描いた映画です。当センター情報図書室でもDVDを貸出しています。当センター OPACで「ドリーム」で検索。
    <写真4 グループ運営のルールを決めるワークとその成果>
     この演習では、ホワイトボード上で、定型のフォーマットにしたがって、グループ運営のルールについてメンバーの意見等をとりまとめていく演習を行いました。
    <写真5 グループワークのようす>
     グループ運営のルールとメンバーの役割分担をきめるワークのようす。皆、自他尊重の考え方にしたがって、意見等をまとめていくことができました。
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