[開催報告男女共同参画アドバイザー養成塾終了セミナー]
【6/26(木曜日)】第29期男女共同参画アドバイザー養成塾・第2回講座を開催しました!
- 開催日:
- 6月26日(木)13:30~15:30
第2回講座は「男女共同参画アドバイザーは何をする人?~男女共同参画の視点とアド塾修了で目指すもの~」と題して、冨岡朝子(とみおか ともこ)コーディネーターからお話がありました。冨岡さんは、以前イーブンの情報アドバイザーとしてアドバイザー養成塾の運営に携わり、女性活躍推進専門員としても活躍されました。現在は、公益社団法人日本消費生活アドバイザー・コンサルタント・相談員協会西日本支部にて、プロジェクトひょうご副代表を務めておられます。修了までアド塾の受講生をサポートしていただきます。
この第2回講座のねらいは、男女共同参画アドバイザーに求められる役割を知り、ジェンダー平等の視点を持ってアンテナを立てて課題を見つけ実践すること、フェミニストカウンセリングの姿勢や、男女共同参画の表現ガイドラインによりことばの使い方の大切さを知ることでした。
その後、アド塾修了生の先輩3人を迎えて、ワールドカフェ方式で交流しました。3つのグループに分かれて、先輩は実際にどんな活動をされているか、アド塾でどんなことが印象に残っているかを質問し、話し合いました。
受講生からは、「今まで気づかなかった身近にある小さな課題にアンテナを立てて実践を」「カフェでの話し合いで、地域によって課題とされるものが異なり驚いた」「実際にアド塾を受けた方の話をたくさん聞けてとても新鮮だった」などの感想が寄せられました。
この第2回講座のねらいは、男女共同参画アドバイザーに求められる役割を知り、ジェンダー平等の視点を持ってアンテナを立てて課題を見つけ実践すること、フェミニストカウンセリングの姿勢や、男女共同参画の表現ガイドラインによりことばの使い方の大切さを知ることでした。
その後、アド塾修了生の先輩3人を迎えて、ワールドカフェ方式で交流しました。3つのグループに分かれて、先輩は実際にどんな活動をされているか、アド塾でどんなことが印象に残っているかを質問し、話し合いました。
受講生からは、「今まで気づかなかった身近にある小さな課題にアンテナを立てて実践を」「カフェでの話し合いで、地域によって課題とされるものが異なり驚いた」「実際にアド塾を受けた方の話をたくさん聞けてとても新鮮だった」などの感想が寄せられました。

また、「ジェンダーバイアス」とは、「性別の違いで、特定の役割や行動などに思い込みや偏見を無意識に持つこと」で、具体的には女の子はぬいぐるみやピンクが好きで、男の子は車や青色が好き、といった思い込みがあげられます。そのような無意識の偏見に気づくことが大切です。
また、性別役割による生きづらさもあります。男女の賃金格差は依然としてあり、女性の10人に1人がDVの経験があります。共通する課題は、差別を前提とした社会制度や意識により、不利な状況にある人を生み出してしまうことです。ジェンダー差別の代表例に貧困やDVがあり、これが現状です。

性別が偏ったり、性別でパターン化していないか、性別や外見で人目を引いていないか、などに注意する必要があります。

Aのカフェマスターは第27期修了の浦添佳奈絵さん。男女共同参画推進員として活動されています。Bのカフェマスターは第28期修了の道浦百合さんで、NPOで活動されています。Cのカフェマスターは第28期修了の高木冨美枝さんで、職場で活動されています。
受講生は3つに分かれ、カフェマスターの自己紹介の後、カフェマスターの活動の様子やアドバイザー養成塾で一番印象に残っていることはなにか、など質問しました。メンバーは半分ずつ他のグループに移動し、合計3か所のカフェで交流しました。

Aの地域推進員カフェのマスターは、二つの県での地域活動の経験があります。「地域や年代によって課題が違う」という感想や、「身の回りのもやもやを大切にする」「社会を変えていく一歩になりたい」などの意見が出ました。Bはシングルマザー支援のNPOで活動するカフェマスターの話を聞いて、「傾聴力をアド塾で得たという話が印象的だった」「NPOの活動について知ることができ、自分に何ができるか考えたい」との感想がありました。Cの職場カフェは、企業の管理職を経験されたマスターの体験を聞いて、「一人一人が意識することで男女の差別が集団からなくなる」「企業の女性管理職の苦労を知ることができた」「次世代の後継者育成も大切」との意見が聞かれました。