[開催報告男女共同参画セミナー男女共同参画アドバイザー養成塾終了セミナー]
【9月4日木曜日】第29期男女共同参画アドバイザー養成塾公開講座/男女共同参画セミナー「男性の生きづらさについて考える~男性相談の現場から~」を開催しました!
- 開催日:
- 令和7年9月4日(木)13:30~15:30
一般社団法人日本男性相談フォーラム代表理事の福島充人(ふくしま みちひと)さんを講師に、標記セミナーを会場とオンラインで開催しました。
1995年11月に初めて大阪で「『男』悩みのホットライン」という電話相談窓口が開設されて以来、現在は各地の自治体でおよそ80か所の窓口があります。一般社団法人日本男性フォーラムでは、男性相談のほか、男性向け講座や男性相談員の研修などに取り組まれています。今回の講座では、男性相談の現場から見た男性の生きづらさについてのお話でした。
男性は何をどう悩むのか。それは、「男らしさ」が招くものかもしれません。
社会・文化が生み出す性差「ジェンダー」による性別役割分担意識や、子どもの頃から男らしくといわれて育ち、強くあらねばならないと思うため、社会からの期待、プレッシャーにより葛藤を抱えたり、期待に応えられない傷つきから、悩みが生まれてきます。
「~すべきである、なぜなら男だから」という「男らしさの鎧」は、自分や居場所を守り、生き残るための手段となっています。反面、時には自分の価値観を相手に押し付け、ハラスメントを生むこともあります。また、傷つきを隠しがちで、孤独につながりやすくなります。男性は相談することは「弱さ」ととらえ、相談するまでに長くかかる人もいます。
「男らしさの鎧」を脱ぐには、ネガティブな出来事や感情をありのまま受け入れ、自身をいたわり、つらさを客観的に捉えることです。困ったときは助けを求めてもよいことを知ってほしい。
講師らの運営する「パパカフェ」では、参加したパパたちは、最初は抵抗があっても「話してみるとたくさん話せた、聞いてもらえてホッとした」などの感想があるようです。
受講者からは、「男性から見たジェンダーについての話をはじめて聞くことができた」「男性の暴力的な言葉の裏には、寂しさや傷つきなどの繊細な感情があるとのお話に、目からうろこの思いでした」「もっと男性も相談して、弱音を吐いてよいのだという社会の風潮を作っていきたい」などの感想がありました。
1995年11月に初めて大阪で「『男』悩みのホットライン」という電話相談窓口が開設されて以来、現在は各地の自治体でおよそ80か所の窓口があります。一般社団法人日本男性フォーラムでは、男性相談のほか、男性向け講座や男性相談員の研修などに取り組まれています。今回の講座では、男性相談の現場から見た男性の生きづらさについてのお話でした。
男性は何をどう悩むのか。それは、「男らしさ」が招くものかもしれません。
社会・文化が生み出す性差「ジェンダー」による性別役割分担意識や、子どもの頃から男らしくといわれて育ち、強くあらねばならないと思うため、社会からの期待、プレッシャーにより葛藤を抱えたり、期待に応えられない傷つきから、悩みが生まれてきます。
「~すべきである、なぜなら男だから」という「男らしさの鎧」は、自分や居場所を守り、生き残るための手段となっています。反面、時には自分の価値観を相手に押し付け、ハラスメントを生むこともあります。また、傷つきを隠しがちで、孤独につながりやすくなります。男性は相談することは「弱さ」ととらえ、相談するまでに長くかかる人もいます。
「男らしさの鎧」を脱ぐには、ネガティブな出来事や感情をありのまま受け入れ、自身をいたわり、つらさを客観的に捉えることです。困ったときは助けを求めてもよいことを知ってほしい。
講師らの運営する「パパカフェ」では、参加したパパたちは、最初は抵抗があっても「話してみるとたくさん話せた、聞いてもらえてホッとした」などの感想があるようです。
受講者からは、「男性から見たジェンダーについての話をはじめて聞くことができた」「男性の暴力的な言葉の裏には、寂しさや傷つきなどの繊細な感情があるとのお話に、目からうろこの思いでした」「もっと男性も相談して、弱音を吐いてよいのだという社会の風潮を作っていきたい」などの感想がありました。
