兵庫県立男女共同参画センター・イーブン

【10/23木曜日】第29期男女共同参画アドバイザー養成塾第21・22回講座を開催しました!

*終了いたしました。
男女共同参画

[開催報告男女共同参画アドバイザー養成塾終了セミナー]

【10/23木曜日】第29期男女共同参画アドバイザー養成塾第21・22回講座を開催しました!

開催日:
令和7年10月23日(木)10:00~16:00
 国際ファシリテーター協会(IAFJ)日本支部理事でファシリテーター国際資格をお持ちの水江泰資(みずえ ひろよし)さんをお迎えし、「地域活動におけるファシリテーターに求められる資質と役割~男女共同参画の視点から~」と題し、地域活動を行う際に必要となる、ファシリテーションの基本的な知識やスキルを、演習を通してわかりやすくご説明いただきました。
 ファシリテーションを学ぶ背景として、会議では、多様なメンバーが、お互いを信頼し尊重できる関係から活気ある議論からアイデアが生まれます。すると、安心して新しいことに挑戦でき、互いが協力し全体最適で動けます。その結果市民の満足度が上がり成果も出る、そして関係の質も上がる、という成功の循環のお話がありました。
 これから行う会議は課題を解決するための会議です。限られた時間で、話し合いのプロセスを舵取りすることが重要で、この役割を担うファシリテーターのスキルについて学びました。
 会議はチェックイン(自己紹介)で始まるとのことで、グループで自己紹介の演習をしました。これにより、グループの会話がはずみ、お互いに打ち解けました。
ファシリテーションのスキルには、関係性を築きゴールを明らかにする「場のデザイン」、傾聴で共感し、質問を駆使する「対人関係」、書きとめて整理し、主張を明確にする「構造化」、意見をまとめて分かち合う「合意形成」の4つがあります。
 次に、「あなた方は生き残れるか?コンセンサス演習」をしました。砂漠に不時着し、機内から持ち出せた12の物品のうち、生き残るために最も重要な順に、グループで議論して順位付けをしました。
 「場づくり」には、①目的②目標・ゴール③プロセス④ルール⑤メンバーが必須要素で、会議の時間に合わせ、進め方を設計することが必要です。この演習として、各グループで次回の講座で行うプレゼンテーション資料作成のための会議の設計をしました。
 受講者からは「意見を遠慮なく言える雰囲気を作ることがファシリテーターの重要な役割だと思った」「場づくりの重要性、ゴールを決めた上での会議が大切だと学んだ」「お互いの時間を尊重すること、板書をして可視化することの重要性に気づいた」などの感想がありました。
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