兵庫県立男女共同参画センター・イーブン

【10/10(木)】第28期男女共同参画アドバイザー養成塾第20回講座を開催しました!

男女共同参画

[開催報告男女共同参画セミナー男女共同参画アドバイザー養成塾]

【10/10(木)】第28期男女共同参画アドバイザー養成塾第20回講座を開催しました!

開催日:
令和6年10月10日(木)13:30~16:00
 9月26日(木)午後の講座では、全15企画の個人企画から、投票では次の3つの企画が選ばれました。
 A 「大学生の間に、もう一回だけ性教育受けとかへん?」プロジェクト
  ~書籍「3万人の大学生が学んだ 恋愛で一番大切な“性”のはなし」より~
 B 作って、食べて、異文化交流 ~多文化共生の地域づくりを目指して~
 C 防災に女性の参画を!~災害時の性犯罪・性暴力、DV被害を防ぐために~
 この3企画について、受講生からどの企画のグループワークに参加するか参加希望調査を行った結果、おおむね第一希望でのグループ分けができました。この講座では、アド塾コーディネーターの冨岡朝子(とみおかともこ)さんの司会で、「会議の基本とグループ運営の短い演習(グループ企画の大枠を決める)」と題し、上記3企画のブラッシュアップを図るためのグループワークを進めるために、次のとおり目標を設定してグループワークを行いました。
 1.会議とグループ運営の基本を学ぶ
 2.円滑なコミュニケーションの手法を学ぶ~アサーション(アサーティブコミュニケーション)
 3.グループ企画の大枠をメンバーで共有する
 受講者からは「ホワイトボード上で議論することで、共通認識が生まれることを実感しました」「グループワークの運営の仕方について学べました」「相手、お互いの意見を尊重しながら、活発なグループワークをしていきたいです」などの感想があり、グループメンバーの認識をより良く共有することができました。

※ コーディネーターの冨岡さんについては、昨年度の第3・4回講座の開催報告で紹介しています。
    <写真1 グループワークのスケジュールの確認>
     12月5日(木)に実施する企画発表会までに行うグループワークの内容や提出様式の確認など具体的な作業スケジュールに加え、決定した実施企画の実現までの流れを確認しました。
    <写真2 自己紹介の演習>
     グループ運営には、メンバー個々人の属性や性格などを、グループメンバー全体で的確に把握することが重要です。このワークでは、グループメンバーが互いに理解し合うために、どのような自己紹介をしていけばよいか、フォーマットにしたがって練習しました。
    <写真3 アサーティブな表現の練習>
     2人一組で、テーマを決めて意見を出し合うペアワークをアサーションの技法の一つであるDESC法※にしたがって行い、アサーティブな表現による自身の意見の主張と相手の意見への敬意の表し方を練習しました。
    ※ DESC法: ①Describe(説明する)、②Express(説明する)、③Suggest(提案する)、④Choose(選択する)の頭文字をつないだものである。 あるいは、日本語で、「みかんていいな」と略する覚え方もある。①み=見たこと、②かん=感じたこと、③てい=提案、④いな=否定された場合の代案、の頭文字をつないだものである。
    <写真4 ホワイトボードで話し合ってみよう>
     これから行うグループワークと11/7以後のグループワークは、ホワイトボードを使って進めていくための留意点を確認しました。
     ① メンバー全員がホワイトボードを見ながら話し合うこと
     ② ホワイトボードに書き込む人は、ライティングマシーンに徹して、意見をそのままを書き込むこと、発言を省略したり、自分なりに解釈して書かないこと
     ③ 書く人が意見を言いたいときは、書く役割を別の人に交代すること
     ④ 書き手以外の人は、積極的に意見出しをし、同時に良き聴き手となること
    <写真5 グループ運営のルールを決めるワークとその成果>
     この演習では、ホワイトボード上で、定型のフォーマットにしたがって、グループ運営のルールについてメンバーの意見等をとりまとめ、発表する演習を行いました。


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